大峰山参詞
平成18年6月10日
京都連山組
2年ぶりで、京都連山組の大峰山参詞に参加しました。過去七回連続で参詞していたのであるが、亡き次男
との付き合いで、二年のブランクがありました。お山の上で再会と供養を兼ねての今年の参詞である。
大峯山は奈良県の中央にある山。深田久弥の日本百名山や、それを元にした各種一覧表では、大峰山(1915米)
とあるが、これは大峯山脈中にある近畿最高峰の「八経ヶ岳」の高さであり、一般に言われている大峯山は「山上ヶ岳」
(1719米)である。深田久弥は山上ヶ岳と八経ヶ岳の2峰を登山しており、総称して「大峰山」と紹介している。

この一帯は、1936年吉野熊野国立公園に指定され、さらに2004年7月ユネスコの世界遺産に 「紀伊山地の霊場
と参詣道」の文化的景観を示す主要な構成要素として史跡「大峯山寺」、史跡「大峯奥駈道」が登録された。


山上ヶ岳 標高1719米。この一帯は古くから修験道の山として山伏の修行の場であった。道場としての大峯山は、
単独の山を指す名前ではなく、吉野山から熊野へ続く長い山脈全体を意味している。
 その中でも、山上ヶ岳(旧名:金峯山)の頂上近くには修験道の根本道場である大峯山寺山上蔵王堂があり
山全体を聖域として、現在でも女人禁制の伝統を守っている日本でも数少ない山である。山上ヶ岳へ通じる登山道に
は、宗教上の理由により女人禁制である旨を伝える大きな門(女人結界門)があり、看板で協力を依頼している。

 
 山上ヶ岳の麓には門前町として洞川(どろかわ)温泉の集落があり、参拝者のための旅館が建ち並んでいる。
洞川から大峰大橋まで道路が整備されて、すぐ側の女人結界門から山頂まで参道が設けられているが、鎖場を登る
長くて険しい山道が続いている。


静かな 「洞川温泉郷」である。
この道約4キロ先に、山上ヶ岳への登山道があります。
過去に一度歩いた経験がありますが、随分長い道。最近は
バスで送迎してもらいます。
最奥、稜線の右端の山が 「山上ヶ岳」 である。
この撮影場所は、駐車場。
洞川から、ここまで送迎してもらいます。
この直ぐ奥に、登山道入り口(女人結界門)があります。
この橋を渡り、門を潜ると・・・・いよいよそこから行者の
修行場である山上ヶ岳へと続く長く険しい登山道である。
登山道入り口(女人結界門)
京都連山組。今回は81名の参加であった。
最近は、人数が減少気味。
平均年齢は・・・・55〜60歳位だろうか?
花伍出店 この辺りで標高1410米。
大峰の原生林樹林帯を抜け稜線に上がると全体の半分位の行程。
11時20分に出発。
花伍出店着:13時16分 歩数:4894歩
有名な 「西の覗」 の垂直の岩壁を横から撮影。









「西の覗」の反対に立ち上がる岩壁の勇姿。
花伍出店を通過して、稜線をしばらく歩くと 「鏡掛岩」
への急登になる。鎖を持ち、足元を確かめて慎重にのぼる。
この上部に 「鏡掛岩」が鎮座している。
鏡掛岩着:13時47分  歩数:5304歩  標高:1515米
ここが有名な 「西の覗」 の行場。
奥の石塔の後ろが、右の写真の 「覗き」 場。
西の覗き到着:14時10分  歩数:5934歩
標高:1580米


大峰山に初めて入山した人を 「新客さん」 と呼ばれる。
その「新客さん」が最初に、「行」を行うのが・・・・この垂直の岩壁
から、体半分を前に突き出されるんです。(>_<)そして・・・
「親を大事にするかぁ〜!!」
「嫁さんを大事にするかぁ〜!!」
と腰に鎖を巻いた行者が怒鳴る。
「はい!!」と答えなければ、ぐんぐん前に放りだされる。
この行場では、私は過去3回志願(?)して経験
しましたよ。ガスが発ちこめている時は、まだしも
晴天の日は・・・・恐いの何の。
3回目の時は、下の景色を見ましたが今は覚えてない。やっぱり恐くて記憶が飛んでいるんですな。





西の覗の行を終え、宿坊「竹林院」で休息。
その間に、「新客さん」は次の恐い行場に向かう。
我々古参組は、小休止。
竹林院到着:14時39分  歩数:6291歩  標高:1570米
竹林院から急登な石の階段を上がると、いよいよ山上の
「大峯山寺」に到着である。
この山門奥に、大峯山寺山上蔵王堂見えている。















大峯山寺到着:15時05分  歩数:6628歩
標高:1680米
山上の蔵王堂内部。電気も無くロウソクの灯りのみ。
修験道教祖 役行者尊が祀られている。
雪深い為、屋根は二重式になっている。
毎年、5月に開門され9月には閉じられる。









z蔵王堂そのものが、山上ヶ岳の頂上の台地上に建立されているが、少し離れた所に
「お花畑」があり、上の写真の奥に右の写真のような「三角点」が打ち込まれている。
ここが正式な 「山上ヶ岳」 の頂上である。 標高:1719米。










大峰の原生林の登山道を登る。
今回は天候のも恵まれ、心地よい参詞でありました。また、体力的にもまだまだ自身が持てる山行でもありました。
下山は自由でしたので、単独で下山しました。
下山開始時刻:15時52分
清浄橋(女人結界橋)到着:17時28分
総歩数:15,917歩
標高差:約800米