初夏の水田風景
   越畑・嵯峨野・大原
今から50年くらい前には、田植えが済んだ水田の畦道を駆け回り、「蛙」を追いかけ「オタマジャクシ」をすくい上げては家に持ち帰り母親に怒られた記憶が鮮明にあります。 
 しかし、最近、その蛙の姿はおろか、泣き声もほとんど聞かれなくなった。もちろん、水田の中を目を凝らして観察しても「オタマジャクシ」の姿が見られない。
 何か・・・静かな水田風景に変わっているのが無性に寂しい。
また、水田を仕切る畦道も、直線的なラインが多く、自然の曲線ラインの畦道も減少してしまった。
 そんな中で、愛宕山の西側の山麓に広がる越畑と、広沢池の西に広がる嵯峨野と、洛北大原の水田を散策してみました。
京都:愛宕山の西側の山麓に広がる越畑の棚田
嵯峨野の水田に餌をあさるカルガモ二羽。
 静かな朝の水田でした。
このような美しい「S」字型の畦道は最近では貴重な
風景であります。
 嵯峨野には減少しましたが、まだ少し見られます。
この上下二枚の写真は、嵯峨野広沢池西に広がる水田風景です。
 場所によっては、山側から池や街にに向かって「棚田」の様相が見えます。
洛北:大原に広がる水田風景です。
この辺りの水田にも「蛙」の鳴き声はあまり聞かれず、静かな水田風景でした。

 やはり、やかましい位の泣き声が、ひと時欲しいと感じました。